HOME > 学習ノート > 整体の心④ ■ お腹で治す 身体には感情が宿る 実際に身体に触れていると理解できますが、お腹に感情が宿ると言われてきたのですが、決して お腹だけではありません。 全身、どこからでも感じることができるのです。 私たちの脳の部分だけではなく、触れることのできる皮膚にも(細胞なのかもしれませんが) 感情が宿っています。 私たちが考えている以上に身体は繊細だと痛感します。 私は長年、お腹を施術して治してきたものですからお腹が一番感じ易いと思います。 しかし、他の所では腕や大腿部から感じたことがあります。 ある、ヘッドマッサージの先生は肩に触ると感じると言っておりました。 足から分かるとか、手から感じるとか様々な人が居ます。 特に感じようと意識しない時に感じると言った方が良いのかもしれません。 なぜお腹で治療するのですかと聞かれますと、お腹で身体が整う事を知っているからです、と 言うしかありません。それは理屈抜きで不思議だと思って居ます。 ある時にお腹の施術で、その感情が宿っていることを知ったせいでしょう。 施術上で強い憎しみ、怒り、悲しみ等を感じました。 それをご本人達に言いますと大変に驚きましたが、その訳などを教えてくれました。 十四経発揮を学ぶと、お腹の所にはすべての経絡が流れていることを知ります。 どうか、そんなこともあるのだと信じて学んで下さい。 秘伝 経絡治療 経絡治療を行う上で大切なこと。 なぜ腹部操法をするのか? ❶すべての経絡は胸部、腹部と関わっていることを認識すること。 ❷始まりは腹部、すなわち内臓から経絡は始まっている。 ゆえに、まず内臓からアプローチすること。 ❸最初に腹部操法を行い、次に表面に出たそれぞれの経絡の虚実を診て、治療すること。 腹部に触れられない場合は手当療法で対処すること。 ❹すべての症状(ごく一部を除き)に、腹部を施術し、次に他の部位へ移ること。逆をしてはならない。 健康なお腹は美しい ブログから 2019.08.29(木)子供お腹、年寄りのお腹、女性のお腹、男性のお腹 押し入れの棚の上に色々なファイルがたくさん置かれている。内容が分からないものも多くある。 何気なく手に取ったら、以前に勉強した腹診法が網羅しているものが出てきた。 診病奇侅 多紀元堅著(クリックすると国立国会デジタルコレクションに移動します) 東洋医学論(久次米晃氏 翻訳・現代語訳 )をネットで見、印刷して勉強をさせて頂いた。 (今はこのサイトはないようである)データーとして持っていますので見たい生徒さんはお申し出下さい。 その中に小児按腹図解があり、お腹で治ると書いてありますが、正にその通りで、実際余計な事をしなくても 元気になります。 また、老人(男女)も子供と同じように具合の悪い時の施術はお腹が一番です。 次いで婦人、男性の順で治りが早いようです。 最近の事ですが、大変に調子の悪い日がありました。 何が原因かは分からなかったのですが、お腹の施術をして頂いてから、気が満ちてきて不思議な程に元気に なりました。 何時もしてあげる側でしたが、してもらったことにより腹部操法のすばらしさを体験できたのです。(笑) お子さんには身体の調子が悪くなくても毎日してあげると良いでしょう。 身体ももちろんですが、心が安定します。 お腹は弱い者の順で良くなって行くのが不思議です。
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