2020.2.23(日) 不安を誘い、人を踊らせる
ある国では真実を明かすと、生命を奪われてしまうのです。
そんな恐ろしいことがあってはならないはずですが、現実なのです。
口を塞がれるのです。
今、私たちはマスクで口を塞がれている状態です。笑えない話です。
今回のコロナウィルスではマスク騒動が起こりました。
本当に必要な人に渡らず、一部の者が高い価格で売っています。
愚かでしかありません。
愚かな世の中だと最近特に思います。
愚かな人間共だと思います。
あまりにも精神性が低いのです。
私たちは日本人です。
先人はプライドはどこに行ったのだろうと嘆き悲しむでしょう。
今一度、心に聴いて欲しいものです。
助け合うべき時に助け合わずにいる、それどころではなく、その機を利用して金を儲ける輩が居る。
火事場の泥棒、盗人と同等です。
人は不安に思うと動きます。
今回のマスク騒動では多くの人が踊りました。
不安の種を蒔くと人は踊ります。
惑わされないように、心をしっかり持つ事が大切です。
Don't tell the truth!
2020.2.21(水) こころに響くことをする
人生には幾たびか迷いが生じることがある。
胸に聴け! それが一番の解決策です。
そのことを考えて、溜飲が下がるような感じがするなら大丈夫。
心に響いたら実行しよう。
2020.2.4(火) 「気で診る」 気で診て、心を癒し、病いを治す。
肉体には気が宿っています。
気が無くなった状態を、死というのでしょう。
驚いたことに、昭和48年2月からこの仕事をさせて頂いているのです。
計算しますと47年の歳月が流れているのに、何もつかんでいない愚かな自分を知ります。
そんな私ですが、ただ一つだけ言えるとしたら「気は気で反応するということ」を知っています。
多くの人は感じているのですが、知ってはいないのです。
それでは気で治療する方法とは一体どんなことをするのでしょうか。
気を澄ませることから始まります。
何も邪念を持たず、無垢な自分になることから始めます。
心静かに手と手を合わせ合掌行気を行い、集中します。
まずはそれだけです。次はそれを自分の思っている所に投射することです。
変化が表れることをご自分の目で確認して下さい。
変な宗教ではありません。これは自然からの賜物なのです。
すべての人はすべての人を助ける力が宿っています。
お互い助け合うことができるのです。 戦うことなど何の意味も成しません。
助け合うことで、世界中の多くの問題は直ぐに解決します。
助け合うことが唯一の条件です。
2020.1.15(水) 読書
読書とは、自分で考える代わりに他のだれかにものを考えてもらうことである。
ショーペンハウエルのそんな言葉を横目で見ながら、久しぶりに本を開いた感じがした。
「美神の翼」三岸節子著の中の1ページにそれは書いてあった。
美術家が書いた本、まとめて25冊をオークションで落札し、それを今読んでいる。
相手は競って来るかと思ったが一度だけだったので容易に手にすることができた。
お前が読めって事だろうと思い、感謝した。
中学一年生の時、シャーロックホームズの本を学校から毎日一冊ずつ借りてきてはその日のうちに読破した。
最後の一冊を読んだ時に、ああ、なんてくだらない本に夢中になっていたのだろうと、頭の中で何かがプツンと
切れた。
それ以来、本を開いていない。
そう言うと嘘になるだろうが、正直な事でもある。
高校や大学の進学のためや、仕事に関連する本は当然読んだが、私の中では開いていない。
十数年以上になるであろうか、「ああカモカのおっちゃん」を読んで、おぉ、すごい作家だと驚いたことが
あったが、また読まなくなってしまった。多分本が読めなくなってしまったのだろう。
私の家には母屋のほかにも祖母の離れや土蔵など5、6つほどの建物が周りにあった。
その中の一つの土蔵にはいつもワクワクして入ったものである。
少年雑誌が何十冊もあり、その中の一冊を持ち出し、お天道様が当たる入り口に腰を掛けて夢中になり読んだ。
後で知ったことだが、子供が居ないのになぜ子供向けの本がたくさんあるのかが謎だったが、お爺さんが絵描き
で講談社の子供向けの本に挿絵を描いていたことで、そんな本があったことに納得した。
小学生の私にはほとんどがカナで書かれたもの(戦前か戦中発行だったろうか)は読みずらかったが何故か楽し
んだ。難しい漢字もルビが振ってあったので読め、良い勉強になった。
今でもその土蔵は改修されて、当時よりきれいになって残っている。
2020.1.2(木) 精神障害の多くは愛情不足
精神障害の多くは愛情不足が元になっている。
脳の器質的な原因で精神障害を起こしていることも当然あるが、多くの場合愛情が不足している。
刑務所に入る者の半数は何らかの精神障害があるともいわれている。
愛情が十分ならそんな所に入ることは無かっただろうと、悲しむ。
多動性の子を持つ親についても同様に、その親自身が十分な愛に恵まれていない事が原因であろうと考える。
夫婦円満ならそんな問題は生じないと思うが、結婚をせずに子供を身ごもり、揺れ動く中で臨月を迎え、出産を
する。妊婦の心の動きが、そのまま胎内の子供に移る。苛立ち等の強い感情は子供の脳に何らかの傷をつけると
考えている。
愛の大切さを今更ながらに思う。
2019.11.23(月) 光へ向かう
年を取ることは良いことと悪いことがある。
その一つに感謝とお詫びに掌を合わせることが多くなった。
悪いことはエネルギーが虚し、瑞々しいなんてどこにも無くなっている。。
世の中を見渡せば、愚かなことがでかい面をして罷り通っている。
真っ黒な、欲の海で泳いでいる者の多さに驚く。その穢れにさえ気づかずにいる。
世界中で飢餓で亡くなる人が居ること自体、異常な世界と言わなければならない。
米蔵には溢れるほどに米がある。欲深い者がにやけた顔をして独り占めしている。
戦争など愚かなことが続くことも異常である。何千年間も続けていることに誰も気づかないのだろうか。
今こそ、光に向かって世界中の人々が心を合わせ、歩まなければならない時代はないであろう。
2019.12.12(木) 切磋琢磨
切磋琢磨の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典から
せっさ-たくま【切磋琢磨】
学問や人徳をよりいっそう磨き上げること。
また、友人同士が互いに励まし合い競争し合って、共に向上する事。
▽「切」は獣の骨や角などを切り刻むこと。
「磋」は玉や角を磨く、「琢」は玉や石をのみで削って形を整える、「磨」は石をすり磨く意。
「磋」は「瑳」とも書く。
ほぅ、そうなんだとネットで見たことをそのまま写しましたが、言葉は自分で思っている意味と違うことがたま
にあり、それからは出来るだけネットで調べるようになりました。
切磋琢磨するような、そんな仲間が身近に居る事がとても嬉しい事だと思い、ついこうして書いている次第です。
幸せって何だろうと考えた時に、正に人さまざまであると感じます。
感情は瞬間瞬間、その時々で感じるものですから、掴むのは難しいように思いますが、今こうして勉強ができる
環境に身を置けることはすばらしく、幸せだと感じます。
つたないながら、長年腹部へのアプローチをし、治療をし、さらに古典で学び、実践し、その上共感して学び合
う友ができたことの喜びは大きいものがあります。
腹部操法は、こころを澄んだ青空のように、空にして、お腹に触れ、観て、治療をするのです。
体験上から言いますと、精神的なものは、腹部へのアプローチが治りやすいのが特徴です。
また、上肢(腕)は脳と、下肢(脚)は内臓器との関りが強いです。
2019.12.03(火) 経絡を知る
初めて、整体を学ぶと、経絡という言葉に出会う。何の事だろうと首を傾げたくなる。
見えないものを、一体どうして覚えるんだと思ってしまう。
素直に、見えないものは分かりませんと言いたいのだがそうとも言えず、口をつぐむ。
初学者にとり、分かりやすいのは、自分の手足の指に触れることではないだろうか。
指の硬さを調べると良い。 どの指がどんな感じかさえ、最初はつかめない。
何回も触れていくうちに、この指はおかしいとか、硬いとか、変に冷たいとか、曲がってい
るとか様々な表情をしていることに気づくはずである。
それが、経絡の異変である。正常だとそんな違和感は感じられ無いはずである。
いつも言います。ツボを覚える事より、道筋である経絡を感じて欲しいと。
車を運転しているのなら、国道x号線の道順を覚えて欲しい。
その周りの景色がどんなだったかを覚えて欲しい、簡単なはず。
やがてサービスエリアやパーキングエリアがどこにあるかをを知ることになる。
難しくなんか考えることなどない。自然に覚えるものである。
2019.12.1(日) 肝を据える
肝の無い私が言うのはお門違いなのですが、事を成すには腹を据えることです。
そうしますと、自然に道が開かれてきます。
地球に住んでいる、私たちはとてもレベルが低いと感じます。
何千年も戦(いくさ)をしているというのはどう考えてもまともとは思えません。
学習能力があまりにも低いのです。子供でも分かることなのです。
子供の頃の疑問でした。なぜ大人は戦争をするのだろうって。
地球上で困っている人々を、皆が一丸になって助けるべきですが、そうもせずお金もうけに走っています。
また身体に良くないものが数えきれないほど多く横行していますが、それも全くお構いなしです。
地球もそろそろ肝を据えて、本格的に私たちに襲い掛かってくるでしょう。
昨今の自然災害はその一部に過ぎません。
自然を取り戻すために地球が動くのです。
そろそろ、人間も肝を据えなければならないようです。
2019.11.26(火) お腹の軽擦
整体を学んだ生徒さんに読んで欲しいと思うものが幾つかあります。
素問・霊枢、難経はじめ、①診病奇侅、②鍼道秘訣集、③按腹図解です。腹診のことが網羅されております。
これらの古典を紐解きますと、宝の山に入り込んだような、ワクワクした気持ちになります。
東洋医学論 久次米晃先生のホームページに現代語訳で書かれております。本当に感謝致しております。
お腹の軽擦を行う時に、直接皮膚に触れて、湿潤、温冷、動悸を確認して下さい。
少し慣れてきますと、軽擦をするだけでも、ここは他と違い、おかしいと感じることがあります。
その感覚を大切にして施術をなさって下さい。
心を無にして、澄んだ青空のような気持ちで患者さんに接して下さい。きっと良い治療ができます。
もうすぐ12月、師走です。風邪などひかぬよう、お身体を大切になさって下さい。
月並みな言い方ですが、健康に勝る宝なしです。
年賀状は例年通り、書きませんので、もし気が向いたらメールでも頂けたら大変に嬉しいです。
2019.11.23(土) 素問霊枢、難経を読む
多忙でしょうが、仕事が終わり、時間ができたならば、これらの本を読むことをお勧めします。
経絡を学んでいる人には、当スクールでも学びますが、難経が役に立つでしょう。
素問、霊枢を読みながら、関連性がありますので難経も併せて読むことが良いでしょう。
初学者は、たにぐち書店の「素問・霊枢・難経」小曽戸丈夫著、三分冊ですがお勧めです。
漢文も良いでしょうが、それを解いているうちに、現代語訳ですと何回も読み、熟読できます。
2019.11.15(金) 患者と向き合う②
治療、施術をする際には、自分の色を消す。
この仕事に携わっている者は、我の強い者が多い。
それが色である。
癖である。
どんな色を持っているのかは分からないが、それを出しては治療にはならない。
色を捨て、無心になり、精を込めて治療に専念する。
「水鏡」
水が濁っていては本当の月は映らない。
水が揺れていては月は定まらない。
水面月
2019.11.13(水) 患者と向き合う
身体と心を病んでいる者を患者という。
心だけ病むことなく、身体だけ病むこともない。
治療を行うに際して、患者と向き合うことが初めに行うことである。
静かな心で向き合うことが最初に行うことである。
2019.11.4(月) 自然から学ぶ
何かに困り、辛い時、家族や他人は当てにならないことも多くあります。
どうしましょう。
私自身は他力本願で生きて来れたので、人に言えることなどないのですが、たった一言いうのであれば
自然を見つめることに尽きます。
自然はやはり偉大です。
心静かに自然の営みを観ていますと、そこからヒントが生まれてきます。
どうか自然を良き相談相手になさって、道を拓いて行って下さい。
|