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実践編 足②

可動域テスト(関節の動く範囲などを調べます)

・自動的関節可動域テスト:領域(部分)ごとに行い、可動域、その部位の一般的能力や
関節の動きを知る。

・他動的関節可動域テスト:生理学的な関節可動域、関節の最終可動点(限界点)、
痛みの有無の確認など。関節の構造と安定性を知る。


1)自動的関節可動域テスト
患者さんに、
このようにして下さいと自分でして見せて、次は同じようにしてもらい観察します
患者さんが
分でかすので自動的といいます。人にかしてもらうことを他動的といいます。

自動的背屈-患者に足を背屈(足の甲を自分の方へ向け引き寄せる)してもらい観察する。
片方もしくは両方同時に行い、左右を比較する。
可動域(動く範囲)が小さい場合、
腓腹筋の緊張か下腿部前面の前脛骨筋が弱い可能性があります。

理学療法評価法 検査1

自動的底屈-患者に足を底屈(背屈とは逆につま先を伸ばす)してもらい観察する。
くるぶしの位置や可動域が左右均等か観察する。
可動域が小さい場合、下腿部前面が緊張し、腓腹筋の筋肉が弱い。

理学療法評価法 検査2


自動的内返し
-患者に足を内返してもらい観察する。
可動域が左右対称か確認する。
内返しをさせにくい場合は足関節を逆に動かす力が弱いか足関節の外側に緊張があると考えられ、
一方の足関節がもう一方の足関節より大きく内返しする場合、足関節外側の靭帯が弛緩している
可能性があります。

理学療法評価法 検査3


自動的外返し-患者に足を外返してもらい観察します。
可動域が左右対称か確認する。腓骨筋が弱いと可動域が小さくなり、大きく曲げることができません。
足関節外側中央部に緊張がある場合も同じです。

理学療法評価法 検査4

いかがでしょうか?
ゆっくりやってみましょう。

次は検査してもらう方法で
他動的評価法といいます。


      
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