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脊髄反射療法

脊椎骨と内臓の関係一覧表

 

疾病部位と脊椎骨との関係

・脊椎骨またはその側方から下記の部位に

疾病のあることが推知できる

 

頚椎

脊椎骨と脊椎反射現象との関係(脊髄反射の適応症)

脊椎骨一定の個所に脊髄反射衝動を喚起すると下記のような現象を現す

・下記の疾病の時にその側に脊髄反射衝動を喚起すると良い

眼、鼻、耳、脳、顔面

1

1,4,7:迷走神経運動増加(主として消化促進):胃アトニー、胃痙攣、神経性嘔吐、反芻症

3,4:心臓機能増進(心臓弁弁膜狭窄、心臓弛緩)

3,5:肝臓機能促進(肝臓諸病)

4,5:肺の収縮(気管支喘息、肺気腫、枯草熱)

7:迷走神経機能亢進(頚椎一番と同じ)、心臓、大動脈の収縮、肺の血液減少

(肺充血、気管支炎、気管支出血、心臓弁膜不全、心筋炎、肥大性心臓、拡張症

狭心症、心臓衰弱性狭心症、心悸亢進症、脈拍不正、呼吸困難、心臓性喘息、咳嗽、心臓脂肪過多、糖尿病、弱視、バセドー病、動脈瘤、眼、耳、鼻の充血、喀血)

顔面

2

横隔膜

3

眼、鼻、耳、脳、顔面、横隔膜

4

横隔膜、扁桃腺

5

扁桃腺

6

扁桃腺、腕、気管、咽頭

7

 

 

疾病部位と脊椎骨との関係

 胸椎

脊椎骨と脊椎反射現象との関係(脊髄反射の適応症)

腕、気管、咽頭、心臓

1

1,2,4:心臓収縮(機能抑制)(心臓内膜炎、心臓外膜炎、血圧亢進、心臓脂肪過多)

2,4:血圧減少(血圧亢進、動脈硬化、出血の時)

3,4:迷走神経機能減弱、乳腺刺激(心臓衰弱性の狭心症、心臓痙攣、気管支出血、肺気腫、気管支性喘息、乳汁分泌不足)

3,8:肺の拡張(肺結核、肺炎、肺拡張不全、肋膜炎)

4,6:胆のう収縮(胆のう炎、カタル性黄疸、輸胆管炎)

4,6,8:膵臓収縮(分泌増加)、胃液分泌減少(胃酸過多、神経性胃液分泌過多)

5:幽門拡張(幽門痙攣、幽門狭窄)

5,7:胃液分泌刺激(慢性胃炎、貧血症、貪食不飽症、神経性食欲欠乏)

5,8:肝液素分泌機能亢進(肝臓の拡張及び収縮反射の適応症に行う)

6,7:血圧増進(塞血)

7,10:腎臓拡張(腎臓機能減少、萎縮腎、腎臓水腫、腎臓結石、化膿性腎臓炎、脂肪性腎臓、尿毒症)

9:胆のう拡張(胆石疝痛)

9,12:心臓、大動脈の拡張(心臓弁膜狭窄、亢進性狭心症、小児麻痺、運動不調下肢の麻痺)

10:子宮拡張、肺内血液増加(月経不順、白帯下)

11:胃、腸、肝臓、脾臓の拡張(幽門の狭窄、幽門痙攣、胃痙攣、痙攣性便秘、

腸痛、腸障害、急性黄色萎縮、胆石症、伝染病)

11,L4,5:膀胱の収縮(膀胱炎、遺尿症、尿出禁)

12:腎臓の収縮(急性腎臓炎、慢性腎臓炎、腎臓貧血)

12,L4:前立腺の収縮(前立腺肥大、前立腺癌腫)

腕、気管、心臓

2

肺、心臓

3

肝臓、肺、心臓

4

胃、眼

5

胃、肝臓、横隔膜

6

肝臓、横隔膜

7

肝臓、横隔膜、副腎、膵臓

8

脾臓、副腎、膵臓

9

腎臓、眼、小腸

10

小腸

11

小腸、大腸、腎臓

12

 

 

疾病部位と脊椎骨との関係

・脊椎骨またはその側方から下記の部位に

疾病のあることが推知できる

 

腰椎

脊椎骨と脊椎反射現象との関係(脊髄反射の適応症)

脊椎骨一定の個所に脊髄反射衝動を喚起すると下記のような現象を現す

・下記の疾病の時にその側に脊髄反射衝動を喚起すると良い

膀胱、大腸、眼

1

1,3:胃、腸、肝臓、脾臓、子宮の収縮(胃拡張、胃下垂、胃アトニー、急性胃炎、胃潰瘍、幽門の障害、ヒステリー性吐血、肝臓膿瘍、胆汁異状、胆汁管炎症、肝臓充血症、肝臓肥大、肝臓硬化、肝臓炎、腸アトニー、便秘、腸カタル、

虫様突起炎、腸下垂、慢性夏季腸炎、腸出血、粘膜性結腸炎、脾臓炎、同肥大、

マラリア、貧血、白血球減少症、子宮内膜炎、子宮実質炎、子宮転位、子宮出血、

子宮痛、月経過多、月経痛、粘膜粒腫、腫瘍)

生殖器、膀胱、虫様突起

2

生殖器

3

生殖器、肛門

4

肛門

5

 

 

疾病部位と脊椎骨との関係

・脊椎骨またはその側方から下記の部位に

疾病のあることが推知できる

 

仙骨

膀胱

1

膀胱

2

膀胱、陰茎、膣

3

膀胱、陰茎、膣

4

肛門

5

 

 

例)気管支喘息を和らげる
呼吸器の病気は大変に苦しいものです。
一般の方にでもできる方法をお伝えします。
ご家族など、どなたかが傍にいる場合にはしてあげて下さい。
背骨の両側を強めに押してあげることで症状が緩やかになります。
喘息の人は、押す人に次のことを教えてあげておいて下さい。
いざという時に助かります。

●まず覚えて欲しいことのひとつは背骨を数えることです。
頭を少し下げて、手を首の下辺りの背骨に触って下さい。
●ぼこっとした大きな骨があると思います。
それを
頚椎7番と言います。
首の長~いキリンと同じで7つあります。

気管支喘息の治療

その下からは胸椎と言い、12個あります。
①頚椎7番を基準にして、その下から1,2,3,4と数えましょう。
②そして3つめと4つ目の背骨の両側に親指を置きます。
●押す時は少し強めですが、指の力では決して押さないことです。
息を吐きながら、体重をかけましょう。
時間は30秒以内、5~6回押しましょう。症状が治まらない時はもっと多くても構いません。
症状が落ち着いたら止めましょう。

この写真の様に寝る場所が無い時は、座り、両手を床についてもらい、後ろから同じように押します。
このやりかたは脊髄反射療法の圧迫法といいます。
効果がありますので、覚えて活用して下さい。


■ 押す場所を覚えておきましょう

骨の位置の覚え方

もし、ご家族や友人が喘息で苦しんでいる場合、普段から場所を確認しておくことをお勧めします。
下の写真のように、手を横にして3番と4番の位置を覚えておきましょう。いざという時にすぐに対処できます。



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