学習ノート

小柳手技療法の学習 整体の基本について

 
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12.足の厥陰肝経
 
  
12.足の厥陰肝経 (LR) (14穴)

  ❶肝経は、足の拇趾端の
大敦から始まり、第1中足骨と第2中足骨間を上り、内踝の前で三陰交に交わり、
  別れて脛骨の内側面を上行する。膝関節より内側の
曲泉を経て大腿の内側を上行し、下腹部にでて、
  生殖器をめぐる。 更に下腹部を上り、任脈の
関元に至り、左右に別れて第11肋骨先端の章門を循り、
  
期門のところで胃をはさみ肝に属会し、日月のところで胆をまとう。
  ❷経脈はさらに上行して、胸部を通り気管、喉頭、目を通って額より頭頂の
百会に至り督脈と会する。
  ❸支脈は目から別れ、頬を下り口唇を循環する。
  ❹別の支脈は、肝に属する期門より別れて上り、胸部に入って肺中に入り、下行して中焦、胃の
中脘に終える。

  

 

 

 十四経発揮 足の厥陰肝経の流注図 足の部分


                十四経発揮 足の厥陰肝経の流注地図 


  
   クエスチョンマーク どの臓器と関わっていますか?
  アンサーマーク 肝臓、胃

  肝臓  胃

  治療:生殖器(婦人病)、泌尿器、胆のう、肝臓病

 
  ●臓器時計 高期:午前1時~午前3時 低期:午前3時~午前5時  
   ※高、低期間:肺が懸命に働く期間、ゆっくり休む期間



12.足の少陰腎経
番号  経穴名   位置
1  大敦(だいとん)  足の第1指、末節骨外側、爪甲角の近位外側1分、爪甲外側の垂直線と爪甲基底部の水平線との交点。
2  行間(こうかん)  足背、第1、第2指間、みずかきの近位、赤白肉際。
3  太衝(たいしょう)  足背、第1、第2中足骨問、中足骨底接合部遠位の陥凹部、足背動脈拍動部。
4  中封(ちゅうほう)  足関節前内側、前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方。
5  蠡溝(れいこう)  下腿前内側、脛骨内側面の中央、内果尖の上方5寸。
6  中都(ちゅうと)  下腿前内側、脛骨内側面の中央、内果尖の上方7寸。
7  膝関(しつかん)  下腿脛骨面、脛骨内側穎の下方、陰陵泉の後方1寸。
8  曲泉(きょくせん)  膝内側、半腱・半膜様筋腱内側の陥凹部、膝窩横紋の内側端。
9  陰包(いんぽう)  大腿部内側、薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方4寸。
10  足五里(あしごり)  大腿部内側、気衝の下方3寸、動脈拍動部。
11  陰廉(いんれん)  大腿部内側、気衝の下方2寸。
12  急脈(きゅうみゃく)  鼠径部、恥骨結合上縁と同じ高さ、前正中線の外方2寸5分。
13  章門(しょうもん)  側腹部、第11肋骨端下縁。
14  期門(きもん)  前胸部、第6肋間。前正中線の外方4寸。





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