学習ノート

小柳手技療法の学習 十四経発揮 足の太陰脾経 

 
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 4.足の太陰脾経 (SP) (21穴)

  ❶脾経は拇趾内側端の
隠白より起こり、脛骨後縁を上行し、大腿骨の内側を通り、腹腔へ入る。
  そして脾と胃を連絡、上行して胸へと行き、さらに喉や舌に分布する。

  ❷ 一方の
腹哀より中脘を経た別枝が、中脘より分かれ、 膻中へと行き、そこから手の少陰心経へと交わる。

  
 

 足の太陰脾経流注図


 足の太陰脾経流注地図
  



  クエスチョンマーク どの臓器と関わっていますか? 
  アンサーマーク 胃、膵臓、心臓

 胃   膵臓(すいぞう)  心臓


  
●治療:消化器、婦人病、のど、呼吸器、精神性疾患  
  
  ●臓器時計 高期:午前9時~11時 低期:午前11時~午後1時  
   ※高、低期間:肺が懸命に働く期間、ゆっくり休む期間



4.足の太陰脾経
番号  経穴名   位置
1  隠白(いんぱく)  足の第1指、末節骨内側、爪甲角の近位内方1分、爪甲内側縁の垂線と
 爪甲基底部の水平線の交点。
2  大都(だいと)  足の第1指、第1中足指節関節の遠位内側陥凹部、赤白肉際。
3  太白(たいはく)  足内側、第1中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際。
4  公孫(こうそん)   足内側、第1中足骨底の前下方、赤白肉際。
5  商丘(しょうきゅう)  足内側、内果の前下方、舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部。
6  三陰交(さんいんこう)  下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸。
7  漏谷(ろうこく)  下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、内果尖の上方6寸。
8  地機(ちき)  下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、陰陵泉の下方3寸。
9  陰陵泉(いんりょうせん)  下腿内側(脛側)、脛骨内側頴下線と脛骨内縁が接する陥凹部。
10  血海(けっかい)  大腿前内側、内側広筋隆起部、膝蓋骨底内端の上方2寸。
11  箕門(きもん)  大腿内側、膝蓋骨底内端と衛門の間を結ぶ線上、衝門から3分の1、
 縫工筋と長内転筋の間、大腿動脈拍動部
12  衝門(しょうもん)  鼠径部、鼠径溝、大腿動脈拍動部の外方。
13  府舎(ふしゃ)  下腹部、臍中央の下方4寸3分、前正中線の外方4寸。
14  腹結(ふっけつ)  下腹部、臍中央の下方1寸3分、前正中線の外方4寸。
15  大横(だいおう)  上腹部、臍中央の外方4寸。
16  腹哀(ふくあい)  上腹部、臍中央の上方3寸、前正中線の外方4寸。
17  食竇(しょくとく)  前胸部、第5肋間、前正中線の外方6寸。
18  天渓(てんけい)  前胸部、第4肋間、前正中線の外方6寸。
19  胸郷(きょうきょう)  前胸部、第3肋間、前正中線の外方6寸。
20  周栄(しゅうえい)  前胸部、第2肋間、前正中線の外方6寸。
21  大包(だいほう)  側胸部、第6肋間、中腋窩線上。



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